長野方面に旅行(4日目最終日)

肩こりがひどいmtsです、こんばんは。
朝起きて茅野に電車で行くのですが、30分ほど早起きしてしまたので松本城まで走ってきました。もちろんカメラを抱えて。
先日松本城の夕日姿を撮ったので今日は朝日が撮れるかな、と。
朝日というか朝の松本城にはなりましたが、いい感じになりました。

ちょい暗い目の空と、太陽の部分だけガンガンに明るいのってなんだか格好良いですよね。

松本のどこかの交差点のビル。ちょいポジフィルム風の補正(というLightRoomの補正機能)をかけてます。

松本駅から茅野に向って、バスを待ちます。…1時間弱待たされました。これはレンタカーの方が良かったかな。タクシーだと片道で5000円かかるみたいなので当然却下。
待ち時間に茅野駅周辺の写真スポットを探しました。が、それほどでもありませんでした(´・ω・‘)。
数字銀行その2。

WikiPediaで由来を見てみたのですが、

1931年8月 - 国立銀行であり、松代(長野市)に本店を置いていた第六十三国立銀行が、松代大火等で経営危機に陥り、稲荷山(千曲市)に本店を置いていた稲荷山銀行の支援を得て、本店を稲荷山町に移転。明治30年7月に普通銀行に転換し、六十三銀行と改称。 昭和6年8月に第十九銀行(本店上田市)と合併し、その合計値を行名とした八十二銀行が誕生した。

合計値ですか!!おしゃれな決め方だな。
茅野からバスにのり30分弱、ホテル蓼科のマリー・ローランサン美術館に着きました!!
と、時間は9時前、まだ開館前でした(´・ω・‘)
空き時間にマリー・ローランサン美術館と併設されていた「蓼科高原芸術の森 彫刻公園」に入場したんですが予想外に良かったです。
羊がお出迎え。

美術館開館前の時間つぶしがほしかった、美術館チケットと合わせて買ったらチケットが安くなっていた、それだけの理由で入場したんですが、こういう期待しないで入った施設が当たりだと本当に嬉しい。
ロダン作の「岩の上のイヴ」。清掃夫のおっちゃんが「これ、一番高い品物でな、ネジゆるいから盗まれそうになってな、監視カメラがついてんねん」とまあ、関西弁ではなかったんですがそんな話をしてくれました。

木漏れ日の空間の中で銅像が存在するのって、これ、nVidiaのデモシーンみたいだな、とか思いながら写真を撮ってました。

展示作家の中でも北村西望という彫刻家の作品がかなり好みで、「光に打たれる悪魔」という作品は最高でした。表面が荒々しさを感じる作りで、ロダンが好きな人ならきっとこの作品も好きになれるかも。

ちなみに北村西望という名前をWikipediaで調べたら、

特に代表作である大作「長崎平和祈念像」は有名。

とのことで、かなり有名な人だったみたいです。
この「孔子像」も北村西望の作品です。かっちょいー!!

この「十二支」シリーズも同じく。

木漏れ日の逆光の中で見る銅像が格好良くて、ついついそういう逆光写真を沢山撮ったんですが、大体黒くつぶれていました。人間の目のダイナミックレンジの広さに感心するばかりです。そういう意味ではロダンの像は偶然ながら綺麗に撮れてると思います。
普通に撮ろうと思ったら撮れるんですが、ドラマチックな絵にならないので余り好きではありません。とにかく失敗した写真ばかりで難易度高めの題材だと思いました。

ルノアールの「洗濯女」

この彫刻公園が凄いなと思うのは展示作品もさることながら、手入れが非常に行き届いていること。芝生だけでなく、森林の中までもしっかりと手入れされていて、銅像も道も綺麗でした。それと、写真が撮り放題だというのも写真好きな人にはわりとポイントが高いかもです。

十分に彫刻を楽しんだ後、マリー・ローランサン美術館にも入りました。彼女の作品は、伝記まで読んでしまうくらい好きなのです。こちらは予想内の展示でした。と書いたらつまらないように聞こえますがそんなことはなく十分良いものでしたよ。
絵画作品の展示は写真が撮れないのでブログに書いてもなにがなにやら、という感じですね。
世界にただ一つの(本当です)マリー・ローランサン美術館のウェブサイトはこちらです

と、こんな感じで蓼科湖周辺を楽しんだ後、本数の少ない電車とバスを乗り継いで松本に帰着。時間が余っていたので松本市美術館に向かいました。特別展示がポップアート展、常設展示に草間彌生展が開かれてたので両方見てきました。

予想外だったのが、自分がポップアートを楽しめたということ。今まで全然体が受け付けなかったというか、何も感動を感じなかったのに、この日は全然違った感触で作品と対峙していました。ポップアート、おもしろいじゃん。
同じく草間彌生も昔の自分なら楽しめなかっただろうな、と思うと不思議な感覚です。
草間彌生とはこんな感じの人。初めて見たら衝撃を受けるかも。
http://www.yayoi-kusama.jp/j/information/index.html
まあ、直島文化村のあのカボチャの人、と言えばピンと来る人も多いのではないでしょうか?
http://www.naoshima-is.co.jp/
あ、この前高松行ったのに直島に寄るのを忘れてた…次は行こう。
とまあ、電車に乗ってバスに乗って腰が痛くなりつつ色々アートに触れて松本を満喫した後は、また松本→名古屋→新大阪と電車に乗って帰途に着くのでした。

長野方面旅行のまとめ

  • 高山は予想外に良かった
  • 現場経験的には 上高地>高山>松本
  • でも写真的には 松本>高山>上高地
    • 自然の写真というのは難しいのだな、と。
  • 松本は車が有るともっと楽しめそう

次やりたいこと、やり残したこと

まあ、そんな感じです。