長野方面に旅行(3日目)

朝5時半くらいに目を覚まして、微妙に暗いうちから徳本峠を目指して歩き始めました。上高地メジャーどころの平坦な道と違い、基本坂道なのでかなり疲れます。くたくたになったところで帰りの下り坂がまた膝にきついんだ。すれ違う登山客はみんなストックを持っていて、私も欲しくなりました。
ちょっと倒れかけの道しるべ。これが無くなったら目的地にたどり着けません。

徳本峠は人気がないのか、とにかく道しるべにやる気がありません。

ちょっと暗い感じの山道です。基本的に写真には向いてないです。

峠に向かう道には何箇所か水が流れているところがあり、飲むことが可能です。冷たくて美味しかった(空腹でおにぎりがおいしい理論だとは思う)!!写真は、これより先には水が流れてないよ、という警告?みたいなものですが、なんか不吉な感じですよね。

こんな感じの流れに手を入れて水をごくごくするのです。

倒木の苔。もっと大きく撮れたらいいのにな(マクロレンズ!?)。

木漏れ日と苔。

山を登ること2時間程度、ついに徳本峠にたどり着きそうです。明らかに何か開けた空間が目の前に待ち受けています。実際はここはもう少しはっきりと光の筋が右からさしていたんですが、写真に撮ると消えてしまいました。難しい…。

徳本峠の山小屋です。昔ながらの山小屋感が物凄いです。良くつぶれないな…。

山小屋正面より。

徳本峠、2時間かけて歩いてきた、その見晴らしはというと、実はそんなに良いものでは無かったりするのでした。途中の分岐であった霞沢岳に登るとものすごい雄大な風景を見ることができるそうですが、山小屋宿泊コースらしいので、そんな装備も何ももっていない私には無理なのでした。

登山初心者にっとって上高地は下から上を見上げるのが一番かな、と。

登山終了後上高地バスターミナルから松本方面へのバスに乗りました。待ち時間があったので地ビールでも。

松本には縄手通り(ナワテ通り)というこじんまりとした昔の建物を再現した通りがありまして、この蛙はそこに東京芸大から寄贈されたオブジェです。迫力はかなりあります。

夜に見たらさらに迫力がありました。ちょっとセピアっぽく加工してみた。

縄手通りは夜見たらちょっといい感じです。なんにしてもちょっと規模が小さくて、写真にはいいけど歩いたらあっという間の場所です。

歩いていたらとてつもなく腹が減って、上高地ではまともなものを食べていないことを思い出したので急きょ肉を食べることにしました。ホテルで拾ったビラに載っていた明月館という焼き肉屋が縄手通り近くにあったので入ってみました。ちょ、入口にメニューも値段も無いんですけど!?

わりと高い目の肉メニューでしたが、冷汗がでるかというとそれほどでもなかったです。ちょっと高いだけあって旨かったです。肉分補給完了。
肉を食べる前に松本城に寄ってみました。夕日が綺麗でした。



夜はバーで軽く飲んで松本の夜を堪能したのでした。バーのマスターに明月館の話をすると、「あそこ高かったでしょ」とポツリ。接待に使われたりと、なんか有名なところだったみたいです。見た目はそうでも無い店なんだけどなあ。ちなみにバーの写真はありません。
おまけ:部分的に切り取ると松本っぽくない写真2枚をどうぞ。


というわけで次は最終日、蓼科湖に移動です。電車、バスが少なくて大変だった…。