数学的難問は時間で解決できない

「それは食べられません」

あるアルゴリズムをオリジナルで考える必要があって、もしその中に自分の知らない数学理論が要求されている場合、いつまで経っても問題が解決できないことになります。広い意味では1年後に理解できることもあるのかもしれないんだけれどね。自分が難しい何かを作る時に完全オリジナルなものを考える事は余り無くて、大体は何かからのバリエーションなんだけれど、結局はその何かを完全に把握しないとバリエーションにはたどり着けないわけです。そしてその把握という作業が、問題の難易度と自分の実力によっては時間がかかることもある、って事を言いたいのです。
問題が解けないまま、進んでる感覚を全く得られないまま、思考を進めるのは結構大変。逆に言えば少しでも進んでる感覚を得られるような仕事の進め方をすればモチベーションは維持できます。。例えば一気に問題を解こうとしないで一つ一つの小さな問題群に分割して片付けていくとかね。
ただ問題として、進む方向が正しくないとモチベーションが出ようが出まいが結果には結びつかないんですよね。それが嗅覚ってものなのかもしれません。
君が全力で上っているハシゴはどこに掛かっている?