一人はみんなのために、そしてその逆も

なかなか仕事が面白くなってきました。面白くなってきたのは仕事をとりまく状況というか、仕事の進め方というか、その辺がです。人の仕事に口出しをしたり自分の仕事についてある程度裁量を任せられるようになってきたのです。
こうなってくると今度は逆にどれだけ口出しをするのか、つまりどれだけ自分の業務以外に気と時間を割けるのか、また、与えられた限られた情報と状況から判断して何をするのが自分にとって、周りにとって良い選択なのか、などを考える必要が出てきています。
また種々の判断の為には情報を集める必要があって、ある種の情報ってのはミーティングに参加することで得られたりするんですけれど、ミーティングてのは結構時間を食うもので、余り色んな物事に首を突っ込みすぎると時間が無くなってくるわけです。
私のモットーは「意味のあることをする」です。自分の仕事だけに集中して頑張っても、その仕事そのものの価値は状況によって変わって来ることもあります。間違ったハシゴを全力で駆け上ることはしたくないのです。だからなるべく色々情報を集めるようにしています。でも、全ての状況を全部一次情報として把握することは不可能です。
こうなると仲間や上司を信頼することってのが大事なのだろうな、というのは最近漠然と感じてきています。つまり自分以外の人が集めた情報を、その人のフィルタを通して聞く。また、自分以外の人が下した判断を受け入れる。ただ無条件に信じるのではなく、信頼度を自分なりに見極めるというか。私は時々被害妄想気味になってしまい、善意の判断をそのまま受け入れられずに悶々と悩むことがあって、そのあたりは今後改善していきたいと思ってはいます。