rd2で楽々ドキュメント生活(rd2html-extインストール編)
(前回)の続きです。
rdtoolには欲しい機能がいくつか欠けている!!という不満があったのですが、
webを漁っていたところ、そういう不満にぴったり応えるかのような、便利な拡張ライブラリを発見しました。それは、rd2html-extという拡張ライブラリです。
http://www.rubyist.net/~rubikitch/computer/rd2html-ext/
インストール方法は、rdtoolをインストールした状態で、
ruby setup.rb config ruby setup.rb setup ruby setup.rb install
と入力するだけです。
文法
解凍したフォルダのドキュメントを読めば使い方がわかりますが、主な機能は以下のとおりです。
ヘッダに手を入れられる
コマンドラインに "--head-element --with-part=head:head"オプションを追加すれば、
=begin head <link rel="stylesheet" href="default.css" type="text/css"> =end
と書くと、default.cssを参照する旨をヘッダに埋め込んでくれます。
章にインデックスを振る
コマンドラインに"--headline-secno"オプションを追加すれば、各章に自動でインデックスを振ってくれます。もはや章の構造を動かして数字を振りなおすなんてことをしなくても良くなります。
htmlタグを直接入力できる
コマンドラインに"--native-inline"オプションを追加すれば
((:<a href="hogehoge.html">:))
と書くと、そのタグがそのまま生成先のhtmlファイルに埋まります。rdtoolで制御しきれない部分はこれでなんとかするわけです。
というわけで、全ての機能を有効にしたい場合のコマンドラインは下のようになります。
rd2 -r rd/rd2html-ext-lib.rb --head-element --with-part=head:head --headline-secno --native-inline --ref-extension test.rd > test.html
説明していませんでしたが、"-r rd/rd2html-ext-lib.rb"というオプションはrd2html-ext拡張ライブラリを使用する為のオプションです。
以上の機能を使ってドキュメントを書くことで、分かりやすいhtmlをごく短期間に生成できると思います。興味のある人はぜひどうぞ。
別にrdtoolにこだわっていないので、windows上で動く、これくらいの機能をもつhtml変換プログラムがあれば是非教えてください。GUI版てか、D&Dとか「送る」コマンドで勝手に変換できればいうことないです。というか、そういう自分用コンバータを自作しようとごそごそしてます。