羊をめぐる冒険(村上春樹)

酒のんで女と寝れば村上春樹(字余り)

という句にもあるように(今詠んだのですが)、とにかく主人公は酒を飲んでたばこを吸って女と寝ます。おしゃれな会話を交わした後、あっさりと次のステージに進むわけです。このノリを許容できればこの人の作品はばっちり楽しめるのではないでしょうか。あと、登場人物がみんな電波入っているのがいいですね。この電波による物語の進展は「花と太陽と雨と」を連想しちゃいますよ。