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知識ゼロからのジョギング&マラソン入門

撲殺2秒前 健康維持の為にたまに筋トレとかジョギングをしてたりするんですが、ジョギング中に音楽を聞くと結構楽しく走れることに最近気づきまして、もうちょっとジョギングの頻度を上げようかな、と思いました。で、ただ走るならより効果的に走りたいなと…

大阪ハムレット

少年アシベ、ここだけのふたりが好きな森下裕美でしたが、こんな作品を出してたなんて… 決して幸せなだけの話じゃないんだけれど、なんだか優しくなれる、そんなエピソードが満載の漫画です。 HUNTER×HUNTER以外で久しぶりに買った漫画だけど当たりで良かっ…

猫カフェプラス

表紙 裏表紙 喫茶店に猫がいてたわむれたりぼーっとしたりする空間である猫喫茶、最近の流行では猫カフェと呼ぶらしいので私も呼び方を合わせることにします。会社ではそんな猫カフェの男として顔と名前が定着しつつある私ですが、私が通っている猫カフェが…

参ったな - 自分の小さな「箱」から脱出する方法 -

人とぶつかった時、機嫌の悪い相手をなだめる時というのはなかなか思い通りにいかないものです。相手を気遣うような事をしても言っても、丸めこもうとしているように取られてしまうと余り効果はありませんし、内心めんどくさいという気持ちがどこかにあった…

次の一冊に手を出す前に - レバレッジリーディング -

「一歩でも前に進むために」 レバレッジレバレッジって、レバレッジ言いたいだけちゃうんか、と巷で話題の本田直之氏の本です。と、冗談っぽい書き出しですいません。 非常に軽く読める本で(1時間くらい?)すが、結構良いこと言ってます。ただ一つでも身に付…

情熱と共に生きた人

マリー・ローランサン、知ってますか?20世紀前半、ピカソと同時代の女流画家です。この前天保山サントリーミュージアムでこの人の展示をやってから名前を覚えており、図書館で伝記を見かけたのも何かの縁かと思い借りてみました。私の固い文章では非常に…

古賀稔彦 世界を獲った男、その生き方

というわけでもちっとさわやかな話題を。 図書館で柔道の本を二冊借りて、そのうち一冊はちょっとアレだったので30分くらいでギブアップ。で、こっちを読み始めたのですが、熱くってまっすぐな生きざまにほれぼれします。古賀稔彦、ええ男や。 どんな場合…

マキャヴェッリ - 自由の哲学者

序盤1/5程読んだだけですが、1行で説明するとこんな話です。 騙し討ちしたって いいじゃない だって君主だもの みつを この前メディチ家の本を読んでいたので結構楽しく読めるんだけど、ちょっと説明足らずな文章なので最後まで読むかどうかはびみょー。マ…

金の使い方 - メディチ家

歴史にさほど関心のない人でも、メディチ家がルネサンス時代の大富豪であり、その名が芸術パトロンの代名詞として人口に膾炙していることは知っているだろう。 知りませんでした。13世紀から数百年に渡りフィレンツェで活躍した、メディチ家の発展と衰退の…

力とコントロールの物語 - パレスチナ紛争史

「迷宮」 図書館の棚で見かけて、なんとなく手に取ってみて、そのまま借りてしまいました。そういえば中東問題ってよく知らないや、って、ただそれだけの興味で手に取った本。偶然手に取ったにしてはとても分かりやすく興味を持って読める内容でした。 イス…

足もとがお留守ですよ - メタルウォーズ

ものづくりに大切なものは?技術?情熱?才能?答えは資源です。 というのは言いすぎですが、日本人は資源供給のことも気をつけようね、というメッセージを伝える本。自分の関わる世界を自分の知らない見方で眺めてみるのもいいかも、と思ったので読んでみま…

灰色の男にも鏡の国にも負けないために - モモ

こんなところで座りながら読んでました。 「モモ」という本を読みました。「はてしない物語」*1の作者、ミヒャエル・エンデ作の童話です。あらずじはこんな感じ。 平和な町がありましたが、そこにいつの間にか灰色の男達がやってきます。彼らの陰謀によって…

週末模様

やっと新DELL PCへの移植も終わってほっとしながらこの2週間に溜まったドラマを見てます。 正確にはドラマを流しながらPCの移行を行ってたわけですが。 注文したDELL PCの役用はWUXGAの20インチ液晶なんですが、D-SubとDVIが1個ずつしか無い。そらPCとセッ…

闘将!!富路倉男

「どんなことでも、当然だと考えてはならない。」 「皆が問題に愚痴をこぼすばかりで、問題が解決されていかないときには、うまくいくはずがない」 「プログラミングが救いになっていた。苦しんでいるときには、熱中できる仕事がいちばんの薬になる」 普通の…

コードを書くだけがプログラマの仕事じゃない - 闘うプログラマー(下)

「不自由な犬」 「恐怖感が抜けなかった。書き上げたコードの行数がどんどん増えていったなかで、いつか、基本設計に致命的な欠陥が見つかるのではないかと恐れていた」 前職では感じられなかった緊張感はこれかな。製品をお客様に提供するわけで「××のこれ…

仕事とは、人と人の関わり

上巻読了。一つのOSを開発する、というシーンの中で、様々な立場の色んな人が出てくるんだけど、この本の作者はそういったたちの個性を短い文章で表現するのが上手いなあと思いました。 IBMのプログラマーがOS/2で仕事をしているときに、OS/2が…

プロフェッショナルであるということについて

「われわれは、ここに仕事をしにきている。腫れ物にさわるように、『調子はどうだい、今日はうまくできてよかったじゃないか。成功してよかったな』とか言って回るのがリーダーじゃない。われわれはこれで、カネをもらってるんだ。だから、全員がいつも、ベ…

考える技術・書く技術

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則作者: バーバラミント,Barbara Minto,山崎康司出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 1999/03/01メディア: 単行本購入: 76人 クリック: 775回この商品を含むブログ (280件) を見るこの本には、ビジ…

仕事と日本人

ものすごく重複してたり漏れがあるけど適当にカテゴリ分けしてまとめてみました。自分メモ以上に役立つかどうか… 近代以前の労働 p81「生産性の上昇→休日の増加」今は「生産性の上昇→消費の上昇」だもんな(本書もそう主張してたけど) 資本主義の確立 p93資本…

問題は何か - ザ・ゴール -

「反転し歪む駅構内」 工場の生産現場におけるプロセス改善をテーマに小説仕立てで学習できるようになっている本です。正直お金の難しい話は良く分からなかったのですが、従来考えられていた手法に対する新しい考え方を提示し、どうやらそれはとても効果があ…

あふたーだーく

うわ、なるほど本の内容を覚えてなかったわけだ。でも結構好きだなこの話。アフターダーク作者: 村上春樹出版社/メーカー: 12345発売日: 2004/09/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 54回この商品を含むブログ (534件) を見る

本リスト-組織の話編-

「崩壊一歩前」明治神宮にて いつ頃からか、自分の仕事の話だけでなく、自分が関係する組織が効率的効果的に動く為にはどうすればいいのかについてよく考え悩むようになってきました。まあそれが今回の出来事にも関係してたりするのですが。今日はそういった…

本リスト-人間の話編-

「重みに耐えかねて」新宿御苑にて メンタル面で弱気になったり、倫理面において迷った時、大事なのが何かの基準です。ものの考え方を示す本をいくつか読むことで、自分以外の人間の考え方を知ることができ、それと現在の自分の状況を照らし合わせることで自…

本リスト-仕事の話編-

「大海原」皇居前にて 私が所持しており、役に立ったと思われる本をリストアップします。結構多いので、まずは仕事に直接関係しそうな本の紹介です。プログラムに関する本は興味のある人なら既に買っていると思いますのでここには挙げていません。 私も最近…

TRONは世界標準競争で勝てるか?

「超漢字」にしても「どこでもコンピュータ」にしても、ちょっとネーミングセンスが無いと思う。日本語でネーミングすることに当初はこだわりがあったのか? 孫正義と坂村さんの仲が悪いのは分かった 未来を見据え様々な企画を立案 NTT真藤亘の交換機ソフトウ…

情報文明の日本モデル 坂村健

まともな日本人にはギャンブルの気質は無い 哲学→戦略→行動 ユニコード批判←「言葉は文化だ」 哲学が無い→ゴールへのコンセンサスが無い→目標が無い→戦略もない→オールラウンドでNo1を目指す→無理→苦し紛れに「理想はアメリカ」と言う 必要な技術を広い、資…

愛という言葉に酔って - 春にして君を離れ

「袋小路風」 ぼくのいうことが正しいと言うことがなぜわかるというのか?ぼくがそう信ずるからだよ。自分の経験として知っているからだよ。アヴァリル、僕は今、父親としてだけでなく、一人の男として君に訴えているのだ 楽しめなくなる様な紹介はしていな…

絶対的な美を前にした自分の無力さを - 金閣寺

「空間を切り取る」 柏木「俺は君に知らせたかったんだ。この世界を変貌させるのは認識だと。(中略)認識だけが、世界を不変のまま、そのままの状態で、変貌させるんだ」 私「世界を変貌させるのは決して認識なんかじゃない(中略)世界を変貌させるのは行為な…

「そして誰もいなくなった」

国立駅でtsumと待ち合わせする間、見かけた喫茶店でイタリアンロースト1杯でねばりながら本を読んでました。読んでた本はアガサ・クリスティ著「そして誰もいなくなった」。そういえば海外のミステリってシャーロックホームズ以外に読んでないよな、と思っ…

なっとくする流体力学

図書館をふらっとしていたらこんな本に出会いまして。ぱらぱらっとめくったところ面白そうだったので借りてみました。 通勤時間に読んで2日目なのですが、初日から頭をがつんとやられました。流体力学についてぼんやりと知っていた速度場のオイラー表現とラ…