映画スキー

最近の日記を見れば分かるかと思いますが、最近忙しくなってきたので週末くらいは気楽にリフレッシュしようと思い、受動的趣味である映画を観ています。日記には書いていませんが今週は3本観たので、備忘録を兼ねて簡単な感想と共にリストアップしておきます。

  • バッドボーイズ2バッド
    • ハリウッドで悪いかこのやろーてなテンションの伝わる爆発と銃撃の嵐をウィルスミスと相棒が軽口を叩きながら駆け抜けていく話です。友情って大事だねというメッセージらしいがまあそれよりもハリウッドだねというメッセージが大きかったしそれでいいんじゃないかなと思わせる映画です。あと、どの絵も情報量が大きくて、観ていて頭がとんでもなく疲れました。なんて贅沢な映画なんだー。
  • シザーハンズ
    • 「なぜ雪が降るの?」という孫の質問におばあちゃんが「それはね、…」と語り始めるところから始まる物語が、あの形で終わったので、本当に最後の2,3台詞でぐっと来て泣いてしまいました。意味不明の感想ですね。ちなみに借りる直前までホラー映画だと思っていたのは秘密。
  • マイ・フェア・レディ
    • 貧しい街の花売りをしている娘が、とある変わり者の語学教授に徹底的に鍛えられて貴族界にデビューする話。ミュージカル形式の映画。インターミッションまでは結構退屈な映画に思いましたが、そこから最後まで観て、やっぱり観ていて良かったと思えました。個人的な見所は2箇所。一つは、競馬場のビジュアル。会場の全てが白と黒でデザインされた服装で覆われる様は圧巻です。ロートレックの絵画の世界の中に迷い込んだかのようです。もう一つは、娘の父親が、父親の立場が大きく変わってから、娘に語りだすシーン。父親はとても駄目な男だったがそれでも彼なりの哲学が有ったのだということがそこで判明します。彼の言葉は、とても重いです。そしてそれに反して行動は悲しいくらいに軽いのです。