いま、会いにゆきます

映画「いま、会いにゆきます」を観ました。めちゃ泣きました。僕は欠損家族ネタに本当に弱いです。家で見ていたら号泣していたに違いないです。しかも冒頭からずっとエンディングまでそのテンションを引っ張りつづけるのですよ、これには脱帽しました。泣くのを止めるために、途中で何度かスクリーンから目をそらしました。できれば耳も閉じたかったくらいです。
感動するだけでなく、話の作り方が本当に上手かったです。冒頭から張り巡らされた複線が、クライマックスに向けて明かされて、それが視聴者の抱くかすかな疑問の空白に、パズルのピースのようにびしびしびしっとはまりこむのです。恋愛映画あなどりがたし、です。ネタバレはしたくないので、この辺で止めておきます。映画を見てから、webを見て周ると色々な見方があって面白かったです。
映像も綺麗でした。廃工場#5の空間映像は、誰が考えたのか知らないですが、非常に幻想的でしたね。そりゃ奇跡の一つや二つも起こるってもんです。
ところで「いま、会いにゆきます」って、ひょっとして「いま、愛に生きます」とのダブルミーニング