デビルメイクライ3

デビルメイクライ3(以下DMC3)を先輩に借りました。DMCは昔に2を少し遊んだだけで、そのときは全然面白さを感じなかったです。ネットでも同様の評判でしたが、3はとても面白いと先輩がプッシュしてきたので、折角だから遊ばせてもらうことにしました。
結論から言うと、非常に楽しいゲームでした。2日間集中してプレイしてクリアです。約10時間かかりましたが、だれることなく進みました。
このゲームのポイントは、ゲーム自体の楽しさの他にダンテ(プレーヤキャラクタ)の無駄な格好良さがあります。ダンテは何をするにもわけのわからない行動を取ります。おまえはまともに電話も取れないのか(カカトでガン!と机を叩きつけてその衝撃で受話器を中に浮かせ、それをキャッチしています)!などと突っ込みを入れながら、でもその格好の付け方を徐々に期待するようになっていくのですね。全般にB級映画の匂いが非常にぷんぷんしますが、とても好感度の高い格好良さでした。ストーリーも意外と良く出来てました。奇抜なストーリーというわけではないのですが、各要素が上手く絡み合って、一気にラストまで盛り上がってくれます。
擬似HDRによる特殊効果(強い光の部分がボヤ−っとにじんだり光の筋がきらきらとする効果)を活用したコントラスト感溢れる画像の美しさにも注目です。こういうのって筆(それを表現する技術)は作れても、その筆をいかに使う(綺麗な絵作りにもっていく)かというところで、CG部隊との連携が重要になると思うのですよね。それをこの作品ではクリアしており、全編を通して見事な絵が出来上がっていました。ちょっとちかちかするような絵も多いので、そこはなんとかして欲しかったかなあとも思いましたけれど。
バイオ4もDMC3もカプコンの作品ですよね、カプコン頑張っているなあ。